第10話最終回 「みなみは高校野球に感動した」
超有名作品のアニメ化であり、今回が始めての感想ですので、総括のような感想となります。
原作は、発売当初から、本屋で『
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネ
ジメント」を読んだら』という、不思議な長いタイトルにアニメ絵の表紙に惹かれ、買おうかとも
思いましたが、何となく買いそびれていたらベストセラーになってしまい、今日まで来てしまい、
未読作品です。
ドラッカーのマネジメント哲学のポイントを抑え、それを野球に取り入れ実戦する。
なるほど、そういう事だったのか!?アニメを見て納得しましたw

とにかく、驚いたのは、難病のような雰囲気をだしてはいましたが、まさか
宮田夕紀が死ぬ
とは思いませんでした。
小説ではあるけれども、ビジネス書でもある訳で、重く辛い展開はあり得ないだろうと・・・。
意識不明にはなっても、
甲子園を決めたと同時に目覚め、甲子園で笑顔を見せている
夕紀の姿でEDだろうと思っていただけに衝撃を受けてしまいました。

決勝戦、必死に投げる浅野慶一郎を見て、みなみは
野球が嫌い(だと思い込ませていた)
はずなのに、抑えきれず、帽子やマスクを脱ぎ捨て「
ガンバレ!ガンバレ!」と身を乗り出し、
夕紀との絆の証でもある携帯(のマスコット)を手にとっての応援。
それに答えるように、みなみと夕紀の幼なじみでもある、柏木次郎のスリーランにより1点差に
なって、最終回、1塁、2塁と1塁に逆転のランナーを出し、代走に朽木文明を、
敬遠のフォア
ボールはすべきではないと1塁に送りますが、
セオリーならまず同点と2塁に送るのが妥当
ですが、2アウトであることや、戦力比から考えても9回で決着という思いもあったのでしょう、
この強気とも言えるイノベーションが、
一番、理解出来ました。
応援席から、
い~ち、にぃ~、さぁ~ん!と相手にプレッシャーをかけるのも良いw

そして、大振りしてタイミングが合って無いように見せかけて、
子供の頃、慶一郎がやった
作戦を、この土壇場になって、やってみせる、プレッシャーに弱い桜井祐之助。
それは
夕紀が一番感動し、興奮したシーンであり、サヨナラ勝ちし、「
感動した?」と、
心の中で?みなみにたずねる、夕紀。
組織に無駄な人など居はしない、適材適所、全員が活躍しての勝利であり、マネジ
メントが間違いでは、無かった事を証明してくれました。

そして、夕紀との子供の頃からの思い出が走馬灯のように甦りながら、EDに突入し、思い
出を思い出し、号泣する、みなみがフェードアウトし、夢の舞台である甲子園へ・・・。
たたみ掛けるように、盛り上がりと感動が押し寄せ、クライマックスに相応しく、そのED曲で
ある「
大好きだよ」が実にマッチしていて、
このラストを踏まえてEDが出来たのでは?とも
思えます。
Cパートでは、夕紀が大切にしていた
麦藁帽子をかぶる、
みなみが、夕紀との思い出を
大切にしながらも、死を受け入れ吹っ切れた、姿を見せてくれて、爽やかな終わり方で
あり、個人的に夕紀の死がショックでは、ありましたが、よりラストの感動が深まり、
良いラスト
だったと思います。
でも、夕紀が目覚め、みなみが涙しながら、夕紀との思い出を甦らせる事も出来たような気も
してしまい、
殺さなくても良いラストは作れたのでは?とも感じてしまいますが・・・。
感想はここまでにして、
野球アニメとして見ると、ツッコミを入れたくなってしまい、例えば、
女性がプロ野球選手になれないと知って、野球を毛嫌いするようになった、みなみですが
女子
プロ野球チームもある時代。
それに、男性と混じっては、
関西独立リーグで初の女子プロ野球選手となった、ナックル姫
こと、”吉田えり”さん、まあ、活躍は?といえば・・・ですが^^;
それに合格するかどうかは別としても、いわゆる日本のメジャーである
日本野球機構(NPB)
でも20年ほど前から女性でも、テストは受ける事が出来るはずですから、この
もしドラの設定が、
いつなのか?気になる所ではあります。
でも、携帯も持ってるし、最近だとは思うのですけどねw
イノベーションとして行なった、
ノーバント、ノーボール作戦ですが、ノーバントまでとは、言わ
ないまでも、送りバントは極力しない、強気な攻めは過去にもある訳で理解出来ます。
しかし、
ノーボール作戦とは、如何なものでしょうか? ピッチングのリズムが打線のリズムにつながる訳ですから、四死球を絶対出さないと言う意味に
おいてなら分かります。
しかし、
全部ストライクを投げれば、狙われる訳で三振をとるピッチングから打たせてとる
ピッチングに変えてますが、実際の所、
試合では7回ぐらいで投球数が100球前後に達して
いる訳ですから、これは一般的なピッチングと同じ投球数であり、決勝戦でもその場面が
ありましたが、
ストライクを投げてもファールとかで、粘られている証拠なんですよね。
それに、ストライクを必ず投げるという事は、
遊び球が無いわけであり、
常に全力投球しなく
てはならず、それによりスタミナのロスや精神的な疲れが著しい訳であり、心を入れ替え
走り込んでスタミナを増やそうと浅野慶一郎は努力はしていましたが、毎試合、バテバテのよう
でしたからね^^;
となると、ノーボール作戦はイノベーションとして実行した意義はあるのかもしれませんが、結果
としては、
???な訳でもあり、
イノベーション=大きな変化(成果)には成らないのかな?
と、このノーボール作戦においては、思ったりもしますw
まあ、今期は若干出だしが不調ではありますが、日本ハムの
ダルビッシュのように
圧倒的に
ポテンシャルが高い投手が、弱いチーム相手にやるのには効果的だとは思いますけどね。
なんて、辛口なことも言ってみましたが、野球アニメであるようであり、野球アニメでは無いとも
言える作品でもありますから、こういうツッコミは野暮とも言える訳で、
野球アニメ(マンガ)は
”あだち充”に任せるとしましょうw しかし、最後までOPにある歌詞で、
夢 ノート 夢の音♪は、上手いと思うけど、
夢ノート 夢
on and on♪の
on and onが、ノートになるのか?が最後まで理解できませんでしたw
それと、試合中でも応援として使用していましたが、マッチしていて、甲子園の放送と言えば
NHKであり、実際に使用してくれる高校が登場する事を望みたいですね。
第1話「はい、魔装少女です」
当たり前な仲間達。変わらない風景。
安穏たる日々はいつまでも続くと思っていた。
いや実際いつまでも続くのだろう。
ほとんどの人が気付かずに一生を終えていくが、世界には決して触れてはいけない
秘密が溢れている。
だが、その秘密に触れたとき、人は・・・。
あ、申し遅れましたけど、俺、ゾンビっす。
~公式HPより~

「
あっ、俺、ゾンビっす!」
トラックに、ひかれそうになるネコを助けに入る
相川歩。
軽く言ってるけど、いきなり凄いセリフ^^;
しかも、トラックに飛ばされながら何故か服まで脱げてるし。
キャッチコピーの
ド変態ライトノベルは伊達じゃない感じが早くもしますw
「
ゾンビじゃなきゃ死んでたぞ・・・」
いやいや、
ゾンビは、もう死んでいる←北斗の拳っぽくねw
「
お兄ちゃん、おなかすいちゃった♪ はやくユーにご飯つくって♪ あと、お・ふ・ろ♪♪」
メモで会話する
ユークリウッド・ヘルサイズの心を、勝手に妄想補正する歩。
すごっ!?妄想ボイスは
三石琴乃なのか!!
この娘はキャラ表どおり、本当にメモで会話するんですねw
しかし、冒頭での「
この物語の主人公はゾンビです。」ってテロップが笑えるw
今後もこのテロップが入るのか気になるところです・・・って、やるなら最後まで徹底的に入れて
欲しい!もちろん製品版のBDとかもね。
「
死にっぱなしだったら、俺を殺した犯人を捜せないしな。」
ネクロマンサーのユーが復活させてくれた事をひとまず感謝していると歩。
最近このあたりで殺人事件が連続で起こってるみたいですが、と言う事は歩も
つい最近まで
人間だったのでしょうか?
「
めっちゃ死ね~~!!」
「
お前が連続殺人犯か!?」
チェーンソーで歩を攻撃する少女に問う、歩を背後から攻撃するクマw
ゾンビじゃなかったら完全に歩は死んでるなw
あ~、間違えたゾンビだから死んでるんだ・・・って、ややこしいw
チェーンソーを持ってるハルナ。
歩はハルナを殺人犯と勘違いしてますが、やはりモチーフは「
悪魔のいけにえ」に登場する
殺人鬼
レザーフェイスなのでしょうか?

「
必殺ミストルティンキーーック!!」
キックじゃないしwww
しかし、おもいっきり切られてるけど、ゾンビってだけで、規制はないのね。
ギャグだから笑えるけど、
冷静に見るとかなりエグイと思いますw
「ヴィリエの天才魔法少女ハルナちゃんだ♪」
そう名乗るハルナは歩の記憶を消そうとすると、何故か裸にw
さすがに、お尻や、歩に蹴りを入れるハルナは若干規制があるような感じですね。

「
いきなり魔力を失って困ってんの! そんくらい分かれよ。」
魔力を失い、超ウルトラ不本意だけど、ここにしばらく居るとハルナ。
出席番号634526379って、何なんだw
それにしても、
歩とハルナの微妙にかみ合ってない会話が、笑える。
そして、羽根なし扇風機を使っているなんて、歩は中々おしゃれですねw
「
お前が欲しい。」
放課後、1人教室に残る歩の目の前に現われる謎の男。
「
俺のものになれ。」って言われて、お尻を隠す歩が、バカすぎるwww
それはともかく、アバンで「
いい天気だ。」って
曇りなのに歩が言っていたのは太陽の光が
ゾンビだから苦手だったんですね。
ストーリーが進んでいかないと分からない、見落とし勝ちですが上手い伏線だと思う。
「BLかっ!」
歩を助けに来た、ハルナ。
ナイスツッコミwww
でも、
メガロって分かれといわれても、こっちも分かりませんw
ザリガニの化け物に変身する謎の男。
何故、ザリガニ!?w
「
めっちゃ、魔装変身!!」
変身するハルナだったが、
魔装変身が解けるハルナ。
血みどろになっているハルナの過去のトラウマのような映像が映し出され、
歩は殺されて
しまったけど、ハルナはハルナで親とかをメガロにでも殺されてしまったのかもしれませんね。
いつも、強気なのもこのあたりの過去と関係してるのかな?
ハルナを襲うザリーから、ハルナをかばう歩。
歩やるなぁ~、カッコいいぜ♪
死んでいるからこそ、出来る事もありますw
しかし、ゾンビだから力をセーブしないで120%の力を発揮出来るようですが、骨や体の硬さは
変わらない訳で、余計な負荷が掛かるので、折れてしまうんですよねw
「
あ~くる~♪ きてる~~♪♪」
「
ミストルティンキーーーック!!」
魔装少女?に変身する歩w
何なんだ!?このふざけた展開はw
そして、やっぱり、キックじゃないしw
ザリーを倒すが、織戸たち、みんなに見られ魔装少女姿を見られる歩。
一斉に携帯を取り出し写メする姿が笑えるw
「あんたを現時点をもって、魔装少女に任命する!光栄だろ!?」
歩を
魔装少女に任命するハルナ。
変態ってみんな歩の事を言ってるけど、女装コスしてる人、いっぱい?居ますよね?
これは、そんな
コスプレイヤーへの挑戦状なのか?w

ついに来ました。
えっ?何がって?
気になる声優、
野水伊織の初ヒロインがですよ♪
原作は未読ですが、
野水伊織がヒロインと言う事もあって注目していた作品ですw
アバンから主人公の相川歩が
ゾンビだと暴露しちゃったり、その歩は実は
殺人犯に殺された
というヘビーな過去があるにも関わらず、それを感じさせない
軽いテンポで小気味良く進んで行き
気楽に見るには良い感じですし、今後キャラも増えていけば、さらに面白くなっていくような気が
します。
特に、
いかにもギャグですよと主張するのではなく、ちょっとしたセリフが面白く、大笑いではなく
ププって感じの笑いが、さりげないと言うか良い感じで、それは、Aパートでの
ハルナの魔装少女と
Bパートの
歩の魔装少女が同じような事をしての(構図も含めて)面白さにも共通するとこだと思い
ます。
そして、キャラデザやデフォルメチックな作画にもよるのでしょうが、そんなに、いやらしくなく
好感が持て、だからかもしれませんが、ハルナのパンツのドアップにも規制が入りませんでした
しね。
もっとも、歩のパンツには規制入れても、構わないんですけどw
初回としては、色々と謎も残しつつ、分からない事も多々ありますが、
こういう作品ですよと、
世界観を無難に表現していたと思いますし、今後も視聴は決定です。
でも、感想は書きにくい作品ですが^^;
しかし、サブタイトルの「
はい、魔装少女です」って、間違いなく
ハルナのことを指しているのだと
思っていたのですが、まさか男の
歩の事だなんて、完全に騙されましたw
それに予告の新人の
歩ちゃんが手で目伏せをしているのが、笑えますねw
第13話 最終回「おわり、燦々と」
今年、視聴している作品で、これで最後の最終回を向かえ、明るく爽やかな終わり方で
心置きなく?年越しを迎えられそうですw

「
姉者・・・やっぱり助けに来てくれた・・・」
乱杭のエサとなってしまった橙橙は、助けに来てくれた姉に抱かれ、姉である百縁が
うらやましいと・・・。
一方、乱杭は可愛さ余って憎さ百倍。
沢鷹を想うあまりに、ざくろが・・・そしてざくろに固執する、沢鷹が憎い。
相手は違えど、橙橙と乱杭は似た境遇だと想います。
だけど、
橙橙は姉に嫉妬はしたでしょうが、姉を憎まず結果は報われなかったが、
姉に近づこうと努力したけど、一方の乱杭はざくろや沢鷹を逆恨みと好対照なん
ですよね。
そして、きっと自分と同じような境遇だからこそ、乱杭はそれを利用したのでしょうし、橙橙が
乱杭に付き従ったのも、
何となく同じ雰囲気を感じたのかもしれません。
「
それに・・・ざくろ君なら、きっとこうするはずなんです!」
沢鷹の助けに入る、総角。
乱杭から、ざくろを庇うし、総角、カッコいい!!
最後に、総角は、見せてくれますね。
でも、ざくろは見てませんがw
「
好きな人が増えていくのは、とても素敵なことよ。」
仲間が傷ついていく・・・体は動かなくても仲間の危機を感じる、ざくろは、母親の突羽根の
言葉を思い出す。
「ざくろ君・・・君が好きだ!」
「
バカ・・・そういうセリフは全てが終わってからにして。」
ざくろが動けない事を良い事に、抱きつくなんて
やりたい放題の総角ww でも、
その言葉を聞きたかった・・・と言わんばかりの、
うっとりとしたようなデレた、
表情のざくろが、なんとも表情がエッチいw

「
でも、わたしは、大好きな人たちを守るために!!」
目覚めて復活した、ざくろは、力を封印していたペンダントを破壊する。
「
乙女の純潔、純なる決意、赤と散るのもいとわずに、いざ、揚々と参ります!!」
決意と共に流れるOP曲でもある「
MOON SIGNAL」が、戦隊ヒーロー物や勧善懲悪の時代劇
を彷彿とさせる展開で、やっぱり燃え&萌える。
「
好きにすれば良い・・・ただ、母様が本当に喜ぶか、考える事ね。」
「
でも、こんな自由は寂しすぎる・・・」
燃え落ちて崩れていく屋敷。
突羽根の元に残ると言う沢鷹、そして
最後まで仕えると、沢鷹と共に残る百縁。
沢鷹が残るということに、敵だったりはしたけど、血を分けた兄妹だし、強引に引き連れて
いくのかと思いきや意外に、あっさりしている、ざくろにビックリ。
それとも、兄妹だからこそ、この一言で分かってくれると信じた(願いった)のでしょうか?

「
あんたが、隣に居ると、怖いものなんて何も・・・」
「
ざくろ君、好きだ!」
沢鷹が居なくなり、妖人省の解散が決定が告げられる。
バトルから一転、突然の別れに、各々の悲しさ、寂しさを押し殺すように接する姿が、切ない。
そして、強がってるけど、
総角に対して素直な胸の内を語る、ざくろ。
だけど、好きだと告白されて、テレを隠すように、怒るざくろも萌えるし、その照れが分からず
嫌われたと思っちゃう、総角が、落ち込むと必死にフォローというか、”
察してよ”というかんじで
慌てる、ざくろが、めちゃ可愛いんですけど。
「好きよ・・・わたしもあんたが・・・」
半妖を気にして、耳を押さえる、ざくろに対する、総角の、優しさ。
妖怪嫌いだった総角も、
それも含めて、ざくろの全てが好きなんて、随分と変わりました。
いつか分かり合える・・・それは、
自分がそうだったからこその、セリフ・・・。
ヘタれな総角が、最後にしっかりとイケメンでした。

特に突出した面白さは無かったと思いますが、戦いあり、恋あり、感動あり、そして大円団な
明るい爽やかな終わり方で、普通に面白く、
誰が見ても好き嫌いなく、安心して、進めら
れる作品だったと思います。
沢鷹、百縁も、EDの最後に登場し
救いがあり、そのEDでは、ざくろに総角が言った「
いつか
分かり合える・・・」その、言葉が
本当になりつつある、世の中が描かれ、ざくろたち妖怪を
怖がらず、桐の頭をなでる、おばあさん、ざくろたちに気さくに挨拶する、人たちが描かれ、別れ
たけど「
元気にやってます」と言わんばかりに、
爽やかさを演出させ湿っぽさを引きずら
ないで、上手いEDだと思います。
そして、 最後のCパートでは、お決まりと言うか、
妖人省が復活し、大円団となり、最後に、
桐と桜が「
チューの総角だ!」って、
無邪気にキスの大暴露の締めというオチでの終わり方が
「
おとめ妖怪ざくろ」
らしいハッピーな締めだったと思います。
あれだけ、妖怪を嫌っていた
総角が、ざくろたち半妖と接し、徐々に理解し合う・・・。
言わば、
この世界における、一般的な人間の妖怪に対しての認識を持っている人物で
あり、”
妖怪=怖い”と言う認識がどう変化し、ざくろたちに接し、
ざくろの事が半妖である事も
含めて好きになっていく過程を描いた、本当の主役は総角の成長物語だったのでは?と
思います。
そして、もう一つ注目すべき事は、
スフィアの主題歌作品は、
必ずメンバー4人がチョイ役でも
登場するのですが、今回初めて、
あやひ~(もしかして出てた?)が登場せず終了してしまった
事でしょうかw
 | 初戀幻灯機 (2010/11/24) 総角景(櫻井孝宏),薄蛍(花澤香菜),芳野葛利劔(日野聡),雪洞(豊崎愛生),鬼灯(堀江由衣),花桐丸竜(梶裕貴) 西王母桃(中原麻衣)、西王母桃(中原麻衣) 他
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第12話最終回 「戦わなイカ?・ピンチじゃなイカ?・もっとピンチじゃなイカ?」
侵略は、今回で中止でゲソ。
という事で、最終回のみの感想です。
どっちの、イカ娘が、お好みでゲソか?
「戦わなイカ?」
脚本:横手美智子/絵コンテ:水島努/演出:水島努/作画監督:本多美乃
恒例のビーチバレー大会に、イカ娘と栄子がペアで参加することになった。優勝の景品で
ある3Dテレビを目当てに、いつもの面々が立ちはだかる!早苗&シンディペア。悟郎&磯崎
ペア。渚&清美ペア。南風の店長や3バカトリオまで登場して、勝負は混迷してゆく!

「食べられないでゲソ・・・」
よくある定番の景品を目指して戦いをするという展開でした。
しかも、最終回に相応しくオールスター。
こういうパターンでは、だいたい優勝しても何かが起きたり、最後で負けてしまい商品を
もらえないというオチが定番ですが、優勝し、3Dテレビで飛び出したエビを食べようと
していた、イカ娘のオチがかわいく、そして今までの無いパターンで良い感じでした。
「ピンチじゃなイカ?」
脚本:横手美智子/絵コンテ:水島努/演出:水島努/作画監督:松本麻友子
イカ娘の触手が動かなくなってしまった。様々な治療をほどこしても回復せず、途方に
くれるイカ娘。頭のピコピコも動かなくなり、イカスミまで薄まってしまったイカ娘が下した
決断とは・・・?

「ていうか、お前、イカ機能が使えなくなったら、ただのウザいヤツだぞ。」
栄子の一言がきつすぎw
触手が動かなくなってしまったイカ娘は、このまま、地上にいても、仕方が無いと思い
つつも、止めてくれると信じて、海に帰るというイカ娘。
一方、すぐに寂しくなって帰ってくると、寂しがりやのイカ娘を見送る、みんな。
お互いを理解しているからこそ、相手を信じて、心に思ってない事をやってしまって後悔
してしまう・・・。
いつもツッコミを入れてケンカとかしているけど、それだけ絆は深いものであり、1人だけ
不安げな英子が、その友情の度合いを表してますね。
そして、フェードアウトしながら「でゲゾ」とセリフが入るのがツボw
「もっとピンチじゃなイカ?」
脚本:横手美智子/絵コンテ:水島努/演出:水島努/作画監督:石川雅一
触手回復の目途が立たず、侵略者としての自覚、イカである事の誇りを失ってしまった
イカ娘の前に・・・ふと現れたのは?

「この家を地上・・・いや宇宙侵略の拠点にさせていただくでゲ・・・わ!」
「わたしはこれから宇宙の支配者になるだわ。」
イカ娘がいなくなって、時が進み、みんなの心にポッカリと穴があいてしまったような
寂しさが、BGMそして、いつもと違った控えめなサブタイトルが何とも言えません。
しかし、1話と同じような構図、そしてセリフで戻ってきたイカ娘だわ。
「だわ。」でもいいが、どうやってその「だわ。」って決めたんだわか?w
「これからも、よろしくでゲソ。」
MITの連中により起きた、渦潮により溺れた栄子を助けたい一心で、復活する触手。
定番であり、復活させるカギとしては、何だかんだといいつも、迷コンビ?である栄子との
友情の深さを改めて認識する事が出来るし、イカ姉ちゃん大好きのたけるもありでしょうが、
よりベターな人選でしたね。
オチの「栄子を溺れさせて~」も、たける相手じゃ、ひどいヤツになっちゃうしねw
シリアス展開をダラダラと3話構成にするのではなく、1話では通常の展開し、2話のみで
完結したことにより、間延びを抑える事が出来、好印象でした。
EDも、その後の様子が映し出され、最後のカットではいつものEDのシーンになるけど、
こちら側を振り向いて手を振り駆け寄って来るのが、最終回らしく良い感じでした。
最終回に突如登場し、EDにも堂々と登場している、謎の少女(田辺梢)は、いったい
何者でしょう?
イカ娘の正体を知っていて、アドバイスしているようですし、この時期に登場という事は、
2期を暗示していると考えて良さそうな気がしますね。
原作は知らずに、1話を見たときは、面白とは思うけど、それ以上でもなく、特にハマる事も
なかったのですが、2話、3話・・・と見続けるたびに、イカ娘の可愛さ、面白さに惹かれていき
例えるなら、噛めば噛むほど味が出る、スルメのようなものでしょうか?w
深夜番組としては、珍しく?サービスシーンが特にあったりする訳でもなく、夕方6時ごろに
もってきても、全然おかしくない内容でしたが、深夜枠にしたからこそ、大人たちがイカ娘の
可愛さに心を癒され、安心して見る事が出来たのも、人気が出た要因でしょう。
イカ娘役の金元寿子も、はまり役で、最高の演技と癒しを与えてくれました。
そういう意味では、大人たちの心の侵略は成功ですねw
そして、忘れてならないのが、「侵略!侵略!・・・イカ娘!」と、一度聴けば忘れない、
脳内再生度の高い、OPが最高でした。
今回で、とりあえずは侵略が中断してしまいますが、再びイカ娘の地上侵略作戦が、
再開する事を願ってます。