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「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 第7話『蝉時雨・精霊流シ』

 第7話「蝉時雨・精霊流シ」

蝉の声が響く夏のある日。
どこか元気のないフィリシアを、カナタたちは心配そうに見ていました。

フィリシアの脳裏に浮かぶのは、かつての戦場での光景。
戦火のなか生き残り、瓦礫の山と化した街をさまようフィリシアに、兵士の亡霊は問いかけます。

「こんな世界で生き延びることに、意味はあるのかい…?」

一方、セーズでは灯籠を流し死者の魂を慰める“フィーエスタ・デュ・ルミエール”の日が近づ
いていました。

~公式HPより~

SORA0701.jpg

 「我、一両撃破、後に続け。
 戦火の中、ユキコ隊長の命によりアンナのラッパが鳴り響く。
 その時、敵の砲撃を受け大破するタケミカヅチ?
 そして、燃えるの炎の中、脱出を試みるが、爆発するタケミカヅチ。
 「そんな・・・アンナ少尉?!
 ・・・戦場を思い出すフィリシア。
 
 「食べ物で遊ぶなんて、バチが当たるわよ。
 「遊んでなんかないよ。 だってお盆の時期でしょ?
 ナスに棒を差すカナタを見てクレハが、そう言うと フィーエスタ・デュ・ルミエール、ヘルベチア
南部の特有の行事で、夏の一定期間死者の魂が帰ってくるという民間信仰であり、灯篭を流す
行事であり、地方によってはお盆とも呼ぶとクレハに説明する、ノエル。
 「それじゃあなに? 幽霊が帰ってくるってこと?!
 死者は天国に行って、地上をウロウロするのは悪い者だと、クレハ。

 「え~? 教会まで認めちゃってるんですか? その~、フィ・・・なんちゃら。
 中央司教区なら問題だけど、地方だから大丈夫と、リオが言うとアバウトと呆れるクレハ。
 「わたしの方では、キュウリとかナスで馬や牛を作って、ご先祖様の乗り物にしたりするんです。
 楽しそうに話すカナタ。
 「去年は見てただけなんだが・・・
 「地方住民との円滑な交流をはかるのも、我々の仕事だしな・・・変にこだわらなければ、ただの
綺麗な祭りさ・・・だろ?フィリシア?

 黙々と木を削る、フィリシアにリオが言うと、我を思い出したように慌て手を切るフィリシア。
 そして、血が流れる指を見て、戦地での恐怖を思い出す。

SORA0702.jpg 
 
 怪我を心配するカナタたちに、最近暑くて眠れないと、休憩すると席を立つフィリシア。
 カナタは追いかけようとするが、誰にも触れられたくない事があると制止するリオ。
 「リオは知ってるの? ボクはあそこを直接しっている・・・だから。
 記録は読んだと言うリオに、そう言いカナタに代わって追いかけるノエル。 

 仲間たちを思い出す、フィリシア。
 「聞いたことある? 世界はゆっくり終わりに近づいていて、わたしたち人間はいずれ、完全に
滅びるだろう・・・って。

 でも、もしそれが本当なら、わたし達は何の為に戦っている
のかしら?

 それは、噂でしょ?と言うフィリシアに問うユキコ隊長。 

 
1人生き残ったフィリシアは、壁に持たれかかる死体を見つける。
 「隊長・・・オリガー少尉、マルチナ・・・アンナさん・・・どうして、わたしだけ・・・
 「何故、泣いてるんだ?
 「そうか、まだ、こんな世界でも生き残ってる人たちがいたんだな・・・すまない。
 一人生き残り、泣き崩れるフィリシアに語りかける、旧時代の兵士の亡霊。
 「僕らは、負けてしまったから・・・あいつらに。 守れなかった・・・本当にすまない。
 世界は終わってしまった。
 何故あやまるの?と聞くフィリシアに、更に語り続ける。
 「人類が、世界が昔の繁栄を取り戻すのは、もう不可能だよ。
 「勝手に決めないで!
 残りカスの世界、絶望の世界で生きるのは寂しいから、終わりにしろと兵士。
 こんな世界で生き延びる事に意味があるのかい?
 だと言うフィリシアは、そう聞かれ返答に窮する。
 その時、ラッパの音が鳴り響く。
 「わたし、ここにいます! 生きてます!! お願い、助けてください!!!

 「あなたは・・・?!
 「ごめんなさい・・・わたしの部隊が後、半日早く到着出来れば、こんな事にはならなかった
でしょうに・・・

 イリア皇女殿下・・・ 
 天井が崩れ、そこから現れる一人の金髪の女性兵士だった。
 
 「確かに、昔はあの人は、わたしの全てだった。 あの人のように国を人々を守りたいと
思った。
 でも、時々思うんだ・・・それにどんな意味があるんだろうって。

 フィーエスタ・デュ・ルミエールをいつも無視していた、リオに、心境の変化を尋ねるフィリシアに
もし、本当に戻ってくるのだったら教えて欲しいと思ったと語るリオ。 

 「フィリシアさんは誰を送るんですか?
 「昔の同僚と、名前も知らない兵隊さんの1人・・・わたしに大切な事を気付かせてくれた恩人にね。
 自分じゃ役に立たないけど・・・と言いながらフィリシアを心配するカナタ。
 「それ、悲しいです! わたしだって心配したんです!!
 大丈夫と言う、フィリシアに、いつも心配かけてるけど自分も心配してるとカナタ。
 「わたしだって心配したいです! だって、フィリシアさんの事、好きなんです!!
 「あなたはいつもで伝えようとする・・・思いを言葉にする事を恐れない・・・それって、凄い
ことだと 思うわ。

 心配するカナタに抱きつくフィリシア・・・。
 「もう・・・みんな・・・
 そして、クレハとノエル。

 「かあさま・・・姉さま・・・
 「おお・・・あの方は・・・?
 精霊流しをするリオの顔をみて、驚く司祭。
 
 「そして気付いたの。
 きっとね、この世界に意味なんかないのよ・・・
 でもそれって素適じゃない?

 世界の意味を考えたとフィリシアはリオに語る。
 そして、無いなら自分で勝手に見つければいい・・・そして自分は見つけたと。
 「あの子達には、わたしみたいな思いは、絶対にさせたくないわ・・・
 そうだなと頷く、リオだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 リオは王家の血筋を引く者なのでしょうか? 
 ついに明らかになった、金髪の女性兵士イリアという名で皇女殿下だったなんて?!
 皇女自ら、部隊を率い前線に出てくるなんて、それだけこの国は疲弊していたという事なの
でしょうか?
 実際、第1121部隊は女性のみの構成ですし、年齢としてもフィリシアが現在18歳だという事は、
あの戦闘があったのは、それより数年前でしょうし、ノエルも兵士として戦地を知っているならば、
少年少女を兵士として徴兵または、志願兵として戦地に出すほどな訳で、敗北間近だった
のかもしれません。 
 それとも、銀河英雄伝説ラインハルトのように、皇帝たるもの前線で指揮をするという信念
でもあったのでしょうか?w  
 
 お盆を題材に、フィリシアの過去が明かされると同時に、戦争の事、そして金髪の女性兵士の
事など様々な事が、判明しますが、同時に辛い展開となってきますが、精霊流しで、生きる意味を
見つけ爽やかに終わる。
  戦争で死に直面する現実な世界と、生きる意味への精神論が見事に融合した展開が
素晴らしかったと思います。

 旧時代の兵士の亡霊と生きる意味について語り合いますが、これは1人だけ生き残り生きる
意味を見失いかけた為、生死の間の中で幻影として亡霊を見た
という感じなのでしょうか?
 生きる意味は無いと兵士はいいますが、それはフィリシアに生きろと鼓舞する為にあえて、
絶望を語った
ように感じました。
 そして、それは、志なかばで死んでしまった兵士は、お前はまだ生きているんだろ?と言い
たかったのでしょう。 

 ただ、ちょっと疑問が・・・信号ラッパが戦争で使われた時代もありましたが、タケミカヅチを
作ったり出来るほどの技術があるのに、無線とかの通信手段は無かったのでしょうか?
 仮にミノフスキー粒子が、原因としましょうw
 これにより、通信出来なかったとしても3話でタケミカヅチからアメイジング・グレイスを流す事が
出来るのですから、他の音の信号も搭載してあってもおかしくないと思います。
 それに、信号弾でも良かったのでは?とね。
 鈴と並んで、ラッパが重要なアイテムだという現れでしょうけど、ちょっと疑問を感じてしまい
ました。
 タケミカヅチは旧世代の兵器で、フィリシアたちの時代には、その技術も衰退し、基地には
今は珍しい、黒電話が置いてあるぐらいですから、通信手段も乏しくなってしまったとも、
考えられますが・・・。
 ともかく、つかの間の平和の中、下手なりにカナタが空へ響かせるラッパの音、戦火の
空に鳴り響くラッパの音、砲弾や銃声の音が絶望となって、空へ鳴り響く音。
 そして、フィリシアが生きる事の喜びを感じさせてくれた、空から聞こえる命のラッパの音・・・。
 ああ、なるほど・・・これが『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』なんだな?と漠然とですが感じました。

 ほんのチラっとしか映りませんでしたが、手紙?を読むリオの脇に置いてあるラッパが今回、
初めて明らかになった金髪の兵士の正体であるイリア皇女殿下が使っていたラッパで、
形見となっているのでしょう。
 そして、何があったか、判明するのはまだ後になるのでしょうが、イリア皇女殿下の事?を
自分の全てだった言いつつも、今はあの人と一線を引いてしまっていますが、その心境の
変化にはいったい何があったのでしょう?
 国を守る意味を聞きたいと言ってますが、もしかしたら、国を守ろうとして、自分の母親を
犠牲にしたとか、守ろうとした国民(兵士)に裏切られて、殺されてしまったとか?そのあたり
でしょうか?
 
  それと、高層ビルが立ち並んでいて、フィリシアが戦った戦地が、今は不毛の大地である
ノーマンズランドだったのでしょうね?
 この戦いだけを見ると、特に核や生物兵器を使用した感じは無く、不毛の大地と呼ばれる
理由は放射能などによって、生息不能になったのではなく、激しい戦火により、復興が
不可能なほどまでに、大地がダメージを負ってしまったということなのかな?
 ただ、何となくですが、この戦争は人VS人、国VS国の戦いではなく、人VS無人で暴走?
した多脚歩行兵器や1話で出てきた悪魔のように思えました。
 そうでないと、兵士が、あいつらに負けてしまったとか、世界は終わってしまったなどと
いう言葉には違和感がある気がします。

 そういえば、多脚歩行兵器を見て、動きは違いますが「太陽の牙 ダグラム」に出てきた
コンバット・アーマーのクラブガンナーを思い出してしまいましたw
 それと、ノエル1人だけ、精霊流しをしてなかったのが、ちょっと気になりました。

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