第6話「空より高く」
今回の主役はエイラとサーニャ。
友情、そして信じることって素晴らしい・・・そう思える、感動的なストーリーでした。
いやマジで。
そして、数多くの名セリフが登場しました。
しかし、主役であるはずの
宮藤の存在感が薄すぎw
シールドも無しに余裕で攻撃をかわし、ネウロイを倒すエイラ。
しかし、手応えが無く、本体を探すと、
雲をつき抜け天高くはるか上空にコアがあり作戦を
立て直す事を決意する坂本。
エイラが手にしている、物を見せてもらおうと近寄るが、全てかわされ、その素早さに、宮藤は
驚くと、
未来予知の魔法で動きが分かり、シールドに頼るのは二流だと、
シールドだけが
取り得の宮藤にきつい一言を言うw
そして、手にしていた、針葉樹の葉をサーニャにプレゼントすると、
ただの葉っぱなのに? と不思議に思う宮藤に昔住んでいた、オラーシャの家にも沢山生えていたと、喜ぶ、サーニャ。
全長3万メートルを超えると推測されるネウロイは10キロという低速でローマ方面に移動を
続け、厄介なのはコアの位置で
ストライカーユニットの限界とされる1万メートルの、はるか
上空のてっぺんにあると、そして、坂本はロケットブースターを使うというが、魔法力を大量に
消費し、短時間した飛べないため、
瞬間かつ広範囲に攻撃できる、フリーガーハマーの
攻撃力が不可欠だとして、サーニャにコアへの攻撃を命じ、みんなで、 途中まで運ぶと言う。
「
自慢じゃないけど、実戦でシールドをはった事なんて1度も無いんだぁ♪」
サーニャが行くなら自分もと立候補するエイラに、シールドの事をたずねる坂本に、使った事が
無いと言うと、ブースターの使用、極限環境の生命維持、そして攻撃と大量の魔法力を消耗し
防御の余裕は無く、サーニャの盾としてシールドが必要であり
実践経験の無いエイラには無理 であると判断し宮藤に命じる。
シールドを使うのは二流だと宮藤の才能をある意味、全否定していたのに、それが、今回の
任務では必要不可欠で、才能が仇となり、サーニャの護衛を下ろされてしまう。
アバンでの何気ないセリフが、効果的ですね。
そして、そんなバカにしていた宮藤が最大の敵になり、画面いっぱいのドアップで、睨みつける
エイラに、泣きそうな表情で怖がる姿が笑えますねw
しかし、前回に引き続き、またネウロイが向かう先はローマですか・・・^^;
マリアはこれからも苦労しそうです。
敵の敵は味方だと、宮藤といつもケンカしているペリーヌに協力を迫るエイラ。
「
え~、おまえがサーニャ・・・?」
リネットに攻撃させ、
サーニャと思って、自分を守れと言うペリーヌに、
露骨に嫌な顔をする
エイラは
本気になれないと、いつものように弾をかわし、死にそうになるペリーヌw
成層圏は寒いからとエイラのコートを準備するサーニャは特訓の事をたずねると
無理だったと
言われガッカリする。
「出来ない事をいくら頑張ったって仕方ないじゃないか・・・」
「あきらめちゃうから、出来ないのよ・・・」
最初から出来る宮藤に守ってもらえば・・・そんな、エイラの言葉がきっかけに、ケンカをして
しまう、2人。
光がまぶしいw
サーニャは、ハッキリと口には出さないけど、コートやマフラーを用意して、特訓を期待して、
本当はエイラと一緒に、最後まで戦いたいし、守って欲しい・・・そんな思い。
そして、エイラは、サーニャの「
あきらめちゃうから・・・」この言葉を言われ、エイラは
本当は
自分にサーニャは、守ってもらいたいんだという思いは分かっていたはずだし、自分自身の
歯がゆさを苛立ち、つい本音ではない事を口走ってしまって、ケンカしてしまい、ケンカしてしまった
けど、後悔し、ぼ~っとしている2人の姿が印象的であり、その思いが伝わってきます。
ロマーニャの艦隊と航空部隊がネウロイと交戦したが、
返り討ちにあったとミーナの報告に、
出撃準備を開始する、坂本
「
なんで、お前がサーニャのマフラーしてんだよ。」
成層圏に向かうため、寒さ対策をしていると、サーニャのマフラーをしている宮藤を見て、
ご機嫌ナナメなエイラ。
第1打ち上げ班の5人の通常動力で1万メートルまで上昇し、続いて第2打ち上げ班がロケット
ブースターで、サーニャと宮藤の突撃班を2万メートルまで持ち上げる、その後、2人で
高度3万
3333メートルまで上がり、コアを攻撃すると作戦を説明する坂本。
それは、気温マイナス70度、空気も無く、
魔法が無いと一瞬で死んでしまう極限の中で戦う
事だった。
高度3万3333メートルという事は、イメージは東京タワーで、いまブームの6万3400メートルじゃ
ないんですね?
まあ、そこまで高いと、どこまで行ってしまうのか分かりませんがw
しかし、
ロマーニャ艦隊が返り討ちと言ってますが、自分達の攻撃により破壊されたネウロイの
破片が、津波となって全滅・・・言わば自滅しているようにしか、見えないのですが^^;
コアを壊さないとダメなのに、ウィッチ隊にライバル心を持つのも分かりますが、学習能力なさ
すぎですねw
マリアの苦悩はまたまた、続きそうです^^;
第2班でサーニャと分かれるエイラ・・・。
「いやだ!わたしが・・・わたしが・・・サーニャを守る!!」
サーニャと目が合い、追いかけるエイラ。
「わたしは、あきらめたく無いんだ!!」
「わたしが、サーニャを守るんだ~~!!!」
「
エイラさん、行きましょう!」
エイラの手を掴み、エイラを持ち上げる宮藤。
「
わたしがエイラを連れて帰ります・・・必ず連れて帰ります。」
魔法力が無くなり、帰れなくなると心配するペリーヌたちにサーニャは言う。
組体操で成層圏まで上がり、ここからが2人の見せどころです。
わたし、宮藤さんと行っちゃうよ?それでいいの?サーニャ・・・?
言葉は無いけど、チラッとエイラを寂しそうで見つめるサーニャと、やっぱり自分が・・・とサーニャを
追いかけていくシーンに燃え&萌えです。
しかし、これでまた、
主役である宮藤の活躍が無くなってしまいましたね^^;
コアへ向かって、シールドを張り、サーニャを、守るエイラ。
そして、コアを破壊し、ネウロイは崩壊するが、その爆風でサーニャが飛ばされそうになり、
その瞬間、手を伸ばしサーニャを掴む、エイラ。
地上を見下ろせば、そこには
オラーシャが見え、手を伸ばせばつかめそうだと、そして
飛んで
いこうか?とサーニャ。
「サーニャと一緒なら、わたしは何処へだって行ける・・・」 「うそ・・・ごめんね・・・今のわたしたちには帰る所があるもの・・・」
地上には、空を見上げ2人の帰りを待つ、宮藤たち。そして・・・
「
あいつが、誰かを守りたいって気持ちが、少しだけ分かった気がするよ・・・」
そう、サーニャに語るエイラだった。
BGMに2人が歌う挿入歌が流れ、クライマックス。
爆風で飛ばされるサーニャとそれを助けようと、手を伸ばし手をつなぐ、エイラのその数秒間だけ
BGMの音に間があり、手をつないだ瞬間にまた流れ出す。
素晴らしい演出に、もう大感動で、このあたりから涙が出てきますw
しかし、本来ならそれこそ、向かう先は未知の世界であり、その場所で生きる事が出来るのは
ウィッチしかいないという、過酷な状況の場所に向かうのに、私的な感情で命令違反を犯すのは
冷静に考えるとどうかと思いますけどね^^;
まあ、それを言ってしまったら、この感動は生まれないのですがw
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まだ、僕には帰れるところがあるんだ・・・こんなに嬉しいことはない・・・
サーニャのセリフが、アムロのあの名セリフを思い浮かべ、本当は、同じニュータイプ?である、
エイラに言って欲しいセリフでしたw
ブースターを外し、地上へと降下しようとする姿も、何となくですが、コアファイターから脱出
するシーンにも似ている気がします。
今回もまたまた、感動物語でした。
しかし、組体操で成層圏ですか?
アムロもビックリですねw
露骨に宮藤に対し、敵対心をもったり、誰が見てもサーニャの事が大好きだと分かるエイラ。
一方、表立って感情を出さないサーニャだからこそ、所々で見せる表情や、言葉にエイラを
思う重みや気持ちが伝わってきます。
それは、成層圏からオラーニャをウラル山脈を見つめ、手を伸ばすシーンにも。
遠くに故郷を見つめ、
このまま、あの山の向こうまで飛んで行こうか?と、生き別れに
なった
両親を探したいと思ったはずであり、普段、わがままや自分の感情を言わないからこそ、
エイラにはその思いが、痛いほど伝わったはずです。
両親を探したい・・・だけど、今は守ってくれるエイラが側に居る・・・そして、帰りを待っている
仲間が居るんだと思い出し
うそ・・・と、ちょっと強がってみせる、サーニャの姿にもう涙です。
そして、ラストに、そのオラーシャの家に生えていたという針葉樹を見せる・・・。
また、ここでも泣かせますか!?
挿入歌といい、気合の入った作画といい、そして演出と全てにおいて、素晴らしく、前回の5話を
超える、神回であり、2期のナンバーワン候補といっていいでしょう。