「そらのおとしものフォルテ」 第4話「死闘！零下1.4度の温泉」

　第4話「死闘！零下1.4度の温泉（かっせん）」

　戦国時代 VS 三国志？夢の合戦が今ここに！？
　そして、保志さんの演歌に感動ですｗ

脚本／柿原優子　絵コンテ／斎藤久　演出／井硲清高　作画監督／松本朋之／近藤優次

智樹です。早いもので、もう初雪の季節です。
日本の冬って、いいですね
こたつに入って、みかんでも食べながら、平和に過ごしたい・・・って、そんな願いが叶わない事は、
わかってるんですよ（泣）。
オレだって夢を見てもいいじゃないですか。
冬といえば温泉ですよ！
雪景色の中、可愛いあの子と露天風呂。
くぅ～～～。たまらないじゃないですか！
どうでもいいけど、うるさくつきまとうアストレアを、誰か何とかしてください。
～公式HPより～ 



　「し、師匠？」
　「もう一度、この国、古来の戦いを学ぶ必要があるわね。」
　雪がちらつく中、マスターの命令を思い出す、アストレアの寂しげな表情がなんとも・・・。
　てか、いったい、いつの間に会長は師匠と呼ばれるようになったのでしょう？
　そして、愛すべき栄四郎劇場が帰ってきました。
　でも、会長、飽きちゃったと助手を辞めちゃって、復帰即、最終回なのかな＾＾；

　「合戦よ～～♪」
　男子チーム、女子チームに別れ、この国古来の雪合戦をすると会長の放送が流れるｗ
　女子チーム大将 五月田根美香子、男子チーム大将 桜井智樹。
　「なお勝利チームには、負けたほうを一日好きにする権利が与えられる・・・というので
どうかしら？」
　ルールを聞いて、やる気の無かった智樹たち男子のテンションがマックス状態にｗ
　「敵は本能寺にあり！！」
　本能寺は良いのですが、なぜ風林火山の武田信玄ｗ
　しかし、親方様なんて男子生徒たちもノリノリですｗ 

　「チッ、ぽんこつ～って、やつね～。」
　温泉の線脈を探させようとするが、羽が無くなって、レーダー性能が落ちたと言うニンフに
舌打ちする、会長にカチンと来ますｗ
　これって、イジメよね？
　今までは、腹黒で面白い事が好きなだけでしたが、会長がイジメをしちゃダメでしょｗ



　「いざ、出陣じゃ～！！」
　親方である智樹の号令とともに、合戦の幕が開ける。
　女子チームすげ～、投石車まで使用するなんて、雪合戦の範疇を超えてますｗ
　てか、この国古来といいつつ、男子チームは戦国時代ですが、女子チームは明らかに会長も
諸葛亮孔明っぽいし、三国志のイメージなんですがｗ
　しかし、会長の顔が生き生きしてますね。
　そして大河ドラマのような壮大なBGMが素晴らしい。
　
　「敵の猛将を抑えるぞ～！！」
　「面白い、受けて立つわ！」
　智樹の言葉に戦闘力の高い自分が標的となってると知り、気合の入るアストレア。
　しかし、あっさりと素通りし、そはらを目掛け攻撃を仕掛け生き埋めにする智樹軍ｗ

　「時々、アルファがうらやましいけどね。」
　「辛くなければいいけど・・・」
　線脈が見つからず、夕暮れになり、羽が無くなったのは去年の初雪の頃だと思い出し
マスターが居ないけど、今のほうが良いとイカロスに言うニンフ。
　アストレアはどうだろう？と気遣う事が出来るようにイカロスは、表情はまだ、乏しいけど
どんどん感情を学習していってるようですね。
　「チッ、ガラクタ～ってやつね～。」
　線脈が見つからないニンフにまた、舌打ちをする会長は、イカロスの他人思いとは
好対照に、イヤなキャラになってきてますｗ
　
　人間ダウジング！？
　栄四郎からツルハシを渡され、一撃で線脈を当てる会長。 
　当てるのも凄いけど、温泉が浅すぎｗ 



 　「さて、それでは、お決まりの、捕虜の尋問といきますかのぉ。」
　 筆で髭を書いちゃったりと、すっかり、悪代官な智樹ｗ
　パオ～
　しかし、マンモスなんて完全な変態だなｗ
　そして、目を反らすなんて、エンジェロイドも、股間のドアップは嫌がるんですね？ｗ

　「実に、けしからん・・・ピチピチしてて、けしからん。」
　会長が掘り当てた、温泉に入る女子たちを覗き見する智樹のもとへ謀反の知らせが入り
捕らえようとするが、会長たちに囲まれる智樹たち。



　「モテ無い、男どもの怒りを思い知れ～！！」
　我を忘れ、暴走する智樹たち。
　いやいや、あんたは十分モテてるでしょ。
　ある意味、一番の標的は智樹、自分自身だと思うｗ　　
　
　「踏みにじられた、乙女の心を思い知れぇぇぇ～」
　雪の新生物、巨大な、そはだるまが現れるｗ
　一度怒り出すと凍りつかせ殺す程の凶暴な雪の精と、埋められたそはらの怒りによって
生みだされた物だと栄四郎。
　 智樹の演歌っぽい挿入歌「notモテ男冬景色」が、面白すぎるｗ
　これの作詞は、原作者である、水無月すうさんのようで、素晴らしい作詞の才能ですね。
　しかも、そはだるまに便乗して、女子たちが男子たちをフルボッコにしてるしｗ
　そはだるまは、その勝利によって、うっ憤が晴れて帰ったのですかね？

　「なんて、凄まじい・・・これが、ダウナーの合戦！？」
　男子たちの屍の山の地獄絵図に恐怖するアストレア。
　いやいや、違うからｗ


　
　「それも、マスターのご命令ってやつか？」
　雪だるま姿の智樹を殺そうとするアストレアに語りかける、智樹。
　エンジェロイドたちは自分で物事を決められないと言われ、動揺するが、智樹を殺そうと
したその瞬間、イカロスが現れる。
　「アストレア、例え誰の命令であっても、マスターに何かあったら、わたし許さないから。」
　イカロスに脅され、殺されると退散するアストレア。
　イカロスの本気に勝てないんだったら、智樹の抹殺に送られた意味が無いような＾＾；　
　シナプスのマスターにとっては、こういう展開も読んでいて、困るアストレアを喜んでいたり
しているのかもしれませんね。

　温泉で家に帰らないのか？とたずねる、会長に帰る所は無いと断言する栄四郎の言葉に悲しむ、
こんな会長の表情は初めてです。
　それだけ、栄四郎の事が好きで心配しているのが分かりますね。
　ここで急に話題に出た栄四郎の素性の謎。
　すっかり忘れていましたが、栄四郎も謎が多い人物なんですよね。

　「羽がありながら、空へ帰れないとは、お前も気の毒にな・・・」
　それは、お前が決めた事なのかよ？
　「なによ・・・ダウナーのくせに。」
　栄四郎の言葉に、智樹が言っていた事を思い出し、ちょっぴり笑顔を見せるアストレアが、
かわいいね。
　アストレアにとっても、智樹は殺すべき相手だけど、気になる存在になってきたようですね。
　しかし、智樹はモテモテですなぁｗ



　久々に登場の謎の空の少女は、アストレアも見守ってる？みたいで、わたしの娘たちと呼ん
でいて、彼女が、天空のマスターにエンジェロイドを与えた本人なのだろうか？

　智樹家にはイカロスとニンフが住み着いているように、栄四郎の家？にはアストレアが住み着き
そうで、そうなったら、今はアストレアをオモチャにして楽しんでいる会長が、アストレアに対して
今までのように余裕でいられるのか、気になるところです。 



　エンディングは「ミラクル・ガイ」ですか！？
　これは、意表をつかれた。
　ジャッキー・チェンの少林寺木人拳で、木人を相手に修行する有名なシーンもパロってましたね。
　終劇と、最後に出て当時のカンフー映画っぽいつくりも好感もてました。　
　この木人拳は、その木人相手に修行をするといった、奇抜なアイデアで、修行をして、仇を倒すと
いう初期のジャッキー作品の中では酔拳と並んで好きな作品でした。

　相変わらず、バカな事をやりつつも、アストレアにも感情の変化がおきて来たり、栄四郎、そして
天空の少女が、娘たちと呼んでいたりと、シリアス度も確実に増して来てますね。

　次回の第5話は「天界から来た超兄貴（ともだち）」は、保志総一郎さんがそらおと前夜祭で
放送出来るか心配だと言っていた回のはずなので、どんなひどい話になるのか、超期待ですｗ

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