「Rio Rainbow Gate！」 #2『ゲートホルダー』

　#2「ゲートホルダー」

ハワードリゾートに新人ディーラーのアーニャがやって来た。
アーニャの教育係を担当することになったリオの目の前で、アーニャは見事なカード
さばきを披露する。
だが彼女は、常識外れなほどのドジっ子だった……。
一方その頃、リゾートのカジノに現れたのは、美女たちをはべらせたキザ男のエルビス。
彼は、世界で13枚しかないレアカード、“ゲート”の1枚を持つ“ゲートホルダー”で、おなじく
ゲートホルダーであるリオに、ゲートを賭けたゲートバトルを申し込む。
～公式HPより～



　「ずっと前から新人を教育したかったんです。」
　ダンスショーに出演し不満なリオはオーナーに文句を言いに向かうと、ちょうど良かったと
新人教育をして欲しいとロシアから来たアーニャ・ヘルシングを紹介する。
　冒頭からコスプレサービスシーンからですか？ｗ
　しかも、ポヨンポヨンと胸の揺れに合わせての効果音が笑える。
　オーナーは教育を嫌がるリオに水着のポスターを見せ選択肢を奪うなんて、リオの性格を
完全に把握してますねｗ

　「あの～、あれってゲートですよね？」
　リオの部屋に置いてある、1枚のカードを見て、始めてみたと感動するアーニャ。
　インターナショナル・カジノディーラーズギルドが発行した13枚のカード。
　世界各国にちらばり、それを手にしたものは”ゲートホルダー”と呼ばれ、カードを賭けて
戦い13枚集めると最強ディーラーの称号が与えられると言う。
　そして、リオはあるカジノで代理で勝負をした時にもらったと言う。
　リオはもらった物で凄くないと言ってますが、ドラゴンボールじゃあるまいし、探し出すのでは
なくきっと、ギルドの人たちが各国のギルドを視察などして資格ありと思った人に渡したりする
のでしょう。
　今後、このゲートを渡した、男って何となくリオに関わりがある人物のように思え、再び登場
するのか気になります。
　で、最後に出てきた女性が、リオの母親なのでしょうけど、超～若いですね。


　
　アーニャーのドジっ子ぶりは天才ですね＾＾；
　リオは勝利の女神ならアーニャは破壊の女神か？ｗ
　ちょっとしたドジは見ていて面白いけど、そのドジが強引すぎて、ちょっとウザい感じがして
しまいました。
　面白さを狙うのは分かるけど、スロットマシンとかがこんなに簡単にドミノ倒し状態になるぐらい
軽い訳ないしねｗ
　
　「さ～て、どこかな運命の子猫ちゃんは。」
　リオとゲートを賭けて勝負しにやってきた、エルビス。
　アーニャのドジでグラスを割ると、それを拾おうとし指に怪我をしたエルビスに絆創膏で治療
するアーニャ。

　「俺はエルビス、ナンバーと美女に愛される男だ。」
　「俺が欲しいのは、この子の仲間たち。」
　リオを見つけ、ゲートバトルを申し込む、エルビス。 



　「名づけて、ゲートバトル専用アルティメットルーレットだ！！」
　エルビスに戸惑うリオをよそに、ゲートバトルを受けるオーナー。
　そして、浜辺の地下から現われる巨大ルーレット。
　浜辺の地下にこんなのを隠しておくなんて、凄いぞオーナー。
　きっと、こういう事もあろうかと・・・って用意してたんでしょうねｗ
　しかし、オーナーが写ってるモニターを見上げるリオのパンツが見えないのは何故でしょう？
　やっぱり、ここはパンチラ場面だと断言しますｗ

　「コスチュームチェンジだ！」
　ゲートホルダーはディーラーの憧れであり、夢を背負う事・・・オーナーの言葉にやる気の
出たリオに、儀式の衣装を用意したとオーナー。
　ポスターの水着を着せ、ご満悦のオーナーｗ
　そして、それに対抗する、エルビスｗ
　今回も、グッジョブなオーナー。
　相変わらず、オーナーは策士で、勝利の女神のリオも手のひらで遊ばれている感じですｗ
　この調子で最後まで、オーナーに遊ばれちゃうんでしょうね＾＾；
　
　「俺を選ぶのは、今は無しだぜ♪」　
　先に、玉を投げるか？ベットするか？その順番を決めようとするが、どちらを選ぼうが勝率は
同じだと言うエルビスに、ベットを選ぶリオ。
　確率を重視するエルビスに、ゲンを担いだりせず、運だけ勝ってきたのではないという、自信が
あり、只者ではないと感じます。



　「大きさは関係ない・・・重要なのは、ルーレットの回転速度と投げ込むタイミング。」
　投げる練習をしたいというエルビス。
　回転速度やボールの質量、ルーレット内部のバンク角などを、計算するエルビスに合わせて、
数式が浮かび上がり、運ではなく緻密に計算された事により狙った数字を出せるという、
技術をこれにより、効果的に表現させていると思え、良い演出です。
　そして、しっかり指の怪我を計算に入れ、マイナスになってるのが細かすぎて笑えるｗ
　でも、これって、どう見ても、ボーリングにしか見えないのは気のせいでしょうか？ｗ
　
　「ナンバーの女神はいつも、あなたのそばに居るとは限らないわよ。」
　ナンバーにもっとも愛されている男だと言うエルビスに言う、リオ。
　本気になるとエルビスには、美女たちも数字に見えてるようですね？
　しかも、服も透け、裸同然に見えるなんて、なんて、うらやましい能力なんだｗ
　しかし、数字で胸とかを隠しているのが、なんともエッチい。



　「ナンバーはゲームを愛する者、全ての味方！」
　ルージュを選ぶ、リオ。
　そして、ルージュの1で勝負は決した。
　さすがのエルビスも怪我は計算の内だったけど、絆創膏を計算に入れるのは忘れてました
ってオチかいｗ
　あまりにもベタすぎるｗ
　でも、ビーチバレーを使用しての演出をしたいという意図は浜辺なだけに分かるのですが、
肝心の勝負の行方がちょっと分かりにくい感じがし、結局、リオの口から、ルージュと言って
ないのが中途半端な感じがし、最後に「ルージュ」と一言入れて欲しかった。
　
　「これでまたちょっとだけ・・・」
　2枚になったカードを見つめる、リオ。
　アーニャのお祝いのケーキが、ペコちゃんぽくって、かわいいですね。
　そして、最後までドジっ子で、今後も色々と、騒動を巻き起こしてくれそうです＾＾；
 


　1話では中途半端な感がしましたが、ゲートホルダーの戦いが開始され、リオの勝ち方に
強引さ＆ベタさは否めないものの、かなり面白くなり、注目度が急上昇です。

　その1人目のゲートホルダーとして登場した、キザ男エルビスも良い味だしてました。
　そして、それは1話目で登場した、婚約者には逃げられ、ある意味運だけで戦ったハワードと
違い、女性にモテ、そして運もあるが、それは計算されつくした偶然ではない必然性の強さで
あり、言わば正反対なんですよね。
　そして、運を運んでくれる勝利の女神と呼ばれる、リオと同等に、エルビスも同じように、勝利を
周りに与える事が出来、ハワードのように強さが分からない相手と突然勝負をするのではなく、
勝負になるまでに、その運の強さ、緻密さが分かっていたからこそ、ギャグっぽい戦いの中にも
緊迫感を垣間見る事が出来、その布石は十分に果たしていたと思う。

　計算されつくしたルーレットの戦いで、どうやって、リオに勝たせるのか？と思っていたら、
アーニャの絆創膏が勝敗を決め、絆創膏ごときで、ボールの落ちる位置が変わる訳ないだろうと、
強引さは感じるものの、良く分からない運だけでリオが勝つよりは、マシであり、エルビスが、それ
まで緻密に計算していたからこそ、このベタなオチも生きてたと思います。　

　でも、巨大ルーレットのアイデアは良いけど、エルビスのように、計算され、ボーリングの腕も
一流だからこそ、穴に通るけど、普通はあんなに上手く通らないだろう？
　もし、穴に通らなかったら、この勝負はどうなるのでしょうね？
　そっか、その時は、穴に通るか？通らないか？の勝負をすれば良いのか！？ｗ

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