#03「並列過程のパラノイア」
未来ガジェット研究所にて、「電話レンジ(仮)」の実験を行う岡部とダル。レンジ内にあった
はずのバナナはゲル状と化し、レンジから離れた場所にある房に戻るという驚くべき結果と
なった。...
~公式HPより~

研究所にやって来た紅莉栖。
「
変態のバナナなんて、食べるもんですかって、もう一度お願いできる?出来たら悔し
そうな顔で。」
そして、ゲルバナを興味深く調べる紅莉栖に、お願いをするダル。
まゆりに続いて、紅莉栖まで・・・ダルやるなぁw
真っ赤になる紅莉栖に、追い討ちをかけるように、
何を想像している?なんて、たずねる顔が
上から目線で、弱みにつけこんで喜んでいるようで、リアルにいたら、
本当に嫌なヤツですw

セクハラとして訴えてもいいけど、それより電子レンジに興味があると紅莉栖に、
ラボメンに
なる、そしてセクハラ行為を不問にしろ・・・その二つが電話レンジ(仮)の秘密を知る条件だと
倫太郎。
「
変態同士の視察戦、萌える!!」
互いに変態と罵る、倫太郎と紅莉栖の戦いに萌えるダルw
そして、変態禁止と条件を出し、メンバーに入る事に妥協する紅莉栖。
倫太郎に紅莉栖、性格が似てないようで、ムキになる所など似ている所も多そうですねw
しかし、倫太郎は自分が紅莉栖にしてきたを、
セクハラだと、それなりに自覚しているようで、
自分のしている行為は全て正しいと思う、自己中な性格だと思っていたので意外です。

人工衛星が落ちた事件があった頃、
レンジから稲妻のようなものが出ていたとダル、そして
携帯をレンジにつないでいたと聞いて、紅莉栖が刺されたというメールを送った時、逆回転で
レンジ回っておりそれを再現しようと提案する紅莉栖。
まゆりは、電子レンジが回っている最中に、中身のから揚げを取り出そうとすると、電子レンジが
放電し爆発する。
「この電話レンジ(仮)は、タイムマシンだ!!」
メールは5日前の過去に、バナナは元に房に戻る・・・。
そして、倫太郎は全てが分かったと、タイムマシンだと言う。
タイムマシンを否定していた紅莉栖にとって、倫太郎の、そして現実に起こった事は、天才と呼ば
れている彼女にとっては受け入れ難い事実であり、画面の端が黒く演出してるのは、ぼ~ぜんとし、
現実を受け止められない紅莉栖の気持ちを演出しているのかもしれませんね。

タイムマシン・・・そんな現実を受け入れられない紅莉栖はラボから逃げ出してしまう。
「
SERNとは何だ?」
欧州素粒子原子核研究所の略称であり、ジュネーブに本部がありLHCの使い方によっては
ブラックホールが出来るかも・・・と、2034年にはSERNがタイムマシンを作るというタイターの
言葉を思い出す倫太郎に説明するダル。
「
SERNをハッキングしろ!以上だ。」
そして、そういい残しラボに戻る倫太郎は、鈴羽からIBN5100が独自のプログラム言語が読め
ると
@ちゃんねるに書いてあったと聞いてパソコンへ向かう。
鈴羽は、立ち聞きしたとは言っても、
IBN5100の事を@ちゃんねるで調べていたり、何か他にも
知っているような表情をしていたりして、真意がいまいち分からない感じがし、倫太郎のいうエー
ジェントじゃないですが、
ブラウン管工房にバイトに来たのも偶然なのか?どう関わって、くる
のか?気になるキャラの1人です。

「
スーパーハカー魂がメラメラバーニングしちゃってるねぇ♪」
徹夜続きと聞いて、おでん缶の差し入れを持ってきた、まゆり。
そして、ついに
ハッキングに成功するダル。
ミニブラックホールの生成ミッションはすでに確立しているため報告は省く。 公式には否定していたブラックホールが成功していると、そして・・・
Human is Dead、mismatch
「
人が・・・死んだ!?」
そう書かれている、実験結果に驚く倫太郎たち。
宮野真守の、人を小バカにしたような、演技力が素晴しいw 何故、ブラックホールの生成に成功しているのに、発表しないのか?
しないのではなく人が死んでしまい、発表したくても出来ないのか?
いずれにしても、
電話レンジ(仮)がタイムマシンだったと分かったり、未来のタイムマシンの
基礎となると言っていい、
ブラックホールをSERNが成功していた事が判明したりと、3話目に
して、このシュタインズゲートの、基礎というか、本質のようなものが語られ、
プロローグが終わ
り、これから本格的になっていく序盤の山場と言って良いのかもしれません。
そして、
Human is Dead・・・こんな気になるキーワードを残し、次回へ続くと・・・。
毎度の事ですが、この作品の
話の区切り方は絶妙だと思います。
ストーリーや作画としても派手さがなく、語りが多く、単調に進み勝ちになる為に、その興味を
次回へ失わせない為、そうとう話の切り方を考慮しているのでしょうね。
そんな、スタッフのこだわりを感じる事が出来ます。
しかし、そんな展開とは逆に、作画の安定感がいまいちのように感じられ(特に紅莉栖)、時おり
違和感を感じる事があり、その点は、ちょっと残念でしたw