第5話「ちひろちゃんがきてくれたよ!なので」
1話で分かれて以来、竹原にやってくるのを心待ちにしていた、楓の元へ、三次ちひろが
遊びにやってきました。
そして、自分も、ちひろがやってくるエピソードを楽しみにしていましたという事で、初めての
感想です。

登場早々に、竹原とどうやったら間違えるのか?
忠海駅で降りてしまった、ちひろw
でも、そのおかげで?楓のお母さんがバイクの免許を持っているのが判明しましたね。
ついでに名前も、
たまえだと分かりました。
しかし、ツーリングクラブに所属していたなんて驚き・・・楓だったら、危なっかしくて絶対に
バイクに乗れないだろうし、乗せたくないですねw
どうでも良いが、ツーリング仲間の1人はプロレスラーの
蝶野正洋にそっくりですね。
サングラスを取るとちょっと違いますが、目のかわいさは同じですしねw
たまえのバイクに乗って、楓とやっと会えた、ちひろ。
お土産が
海軍カレーなのも、なかなか芸が細かくてGOODです。
”
普通に笑って暮らしている”と安心して涙する、ちひろ。
部屋には、ちひろの写真や、あげたカメラケースを見つけ、笑みを浮かべるちひろの姿には
横須賀に住んでいた頃は、亡き父との思い出よりも、
父を思い出さないようにと、形見の
品をしまっていたのに、この部屋には、
自分との思い出を大切にしている、していてくれ
ている・・・そんなふうに、思ったのかもしれませんね。
竹原での楓の友達を紹介され、ちょっぴり緊張気味の、ちひろ。
いきなり、知らない場所で、3人もの友達を紹介され、引っ込み思案で、友達つくが苦手な
ちひろに、かおるは”
ちひろちゃん”と親しげに呼ばれたりして、ちょっぴり動揺しているのかも
しれませんね。
でも、ちひろの気持ちは分かります。
周りは全て仲良しで、1人入っていくのは、なかなか勇気がいりますし、
ほぼろの店内で、
ちひろが、楓と、積極的なかおるに挟まれて座る配置は絶妙です。
だって、麻音じゃ口笛で意味不明で消極的だし、のりえはテンションは高いけど、 香に夢中で
ちひろを気遣う余裕は無さそうだしねw

かおるの姉、さよみから携帯メールが来て、
黒滝山まで歩いて探検に行こうと、さよみ。
一般道を歩いていくのに、探検ってノリが良いですねw
さよみと香が口ずさんでいるのは”
おお牧場はみどり”のようですね。
小さい頃は遠足とかで歌ったけど、この歌を聴くのは何年ぶりだろう??ってぐらい久々に
聴いたような気がする。
今の小学生とかも歌ったりするのかな?
しかし、さよみは”もう少しよ。”と言ってたりと
明らかに目的地までを知っており、探検とは
未知の冒険だから探検であって、探検とは言わないよねw
黒滝山のふもとまでたどり着き、
今日はここまでと、さより。
ちひろのキモかわいい手作りのヌイグルミを見て、かおるたちが可愛いと言ったり、ちひろが
照れくさそうにする姿を見て、笑顔を見せたりと、さよりは、
ちひろがみんなと打ち解ける様に、
黒滝山まで冒険しようと言ったのかもしれませんね? そして、
友達を作るのは難しい・・・そう、みんなに言う、ちひろ。
友達と意識しなくても、普通に会話できるのが友達・・・かおるたちから
メアドを交換しようと
言われ涙のスイッチが入る、ちひろ。
ちひろは、楓が引越しをしてから、友達と意識する人が居なく寂しかったのでしょう。
だからこそ、楓から友達が出来たと聞いて、
楓は自分だけの友達じゃなくなったって、寂し
かったのでしょう・・・。
嫉妬じゃないけど、
自分から離れていってしまうのでは?と、そういう思いだったのでしょう。
だけど、そうじゃない・・・遠くても、友達だよと・・・。
楓の最後の語りである、
あの時、あの場所であった事は、消えたりはしないので。という
セリフに今回のテーマの全てが集約されているような気がします。

ちひろの登場はこれで最後なのでしょうか?
出来れば、今度は、楓たちが横須賀へ遊びに行くという話を期待したい所です。
そして、今回の勝ち組は、さりげなく香と手をつないでいた、
のりえなんでしょうねw