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戸松遥 初 ミュージカル「サ・ビ・タ」 in 青山円形劇場 感想

 10月20日、青山円形劇場で公演中の戸松遥、初ミュージカル出演作である韓国で
ロングラン公演されていたという「サ・ビ・タ」を見に行ってきました。
 過去に円形劇場に併設されている青山劇場には過去に何度かミュージカルを見に訪れた
事はありましたが円形劇場は初めてですし、青山劇場それに円形劇場ともに2015年の
3月には閉館が決まっており、閉館の前に見る機会があり、そういった意味でも楽しみに
してました。

 会場に入ると知ってはいましたが狭い!
 その名の通り、中央に円形の舞台があり、それを囲むように客席があるのですが、一番
後方の席でも舞台まで数十メートルぐらいと近い!!
 とまっちゃんが目の前に居て演技をし、顔の表情までよく見えて大感激!!!


 前半40分ほどは主人公兄弟の兄ドンウン(駒田一)とその家に帰ってきた弟ドンヒョン
(佐々木喜英)のシリアスな中にもコミカルな展開が続き、そこへ夫婦の盛り上げ役が
仕事のユ・ミリ(戸松遥)が、家を間違って、それを知らずに同性愛のカップルだと思い
盛り上げるのだが、とまっちゃんが乱入したとたん、それまでもコミカルさはあったけど、
これぞ戸松遥!と言わんばかりのハイテンションの演技っぷりにステージの雰囲気が
一変しましたw
 見た瞬間、キャスティングされた理由をハッキリと理解出来、これに対抗出来るのは
小林ゆうしか居ない(タイプが違うか?)でしょう!?  
 そんなハイテンションが続きながらも、病気が原因で音楽教師を辞めた兄ドンウン、手の
怪我が原因で音大を辞めピアニストを諦めた弟ドンヒョンの互いにすれ違う兄弟の想い。
 そしてラスト30分は、シリアスモードに突入し最後には2人の想いが重なり合い、2人の
ピアノの演奏が奏でられハッピーエンドでラストを迎える・・・。

 約2時間の公演で、大人数によるミュージカルも良いですが、3人のみ(正確には裏方兼
妖精役の3人も含め6名)の少人数で小規模劇場ならではの演出もあり、雨の効果音を
ウチワをでんでん太鼓のようにして、観客にその効果音の演出をさせたり、兄ドンウンの
誕生日を祝う近所の住人を客席から選んだり、色々と客席との絡みを大切にし一体感が
あり楽しかった。
 しかも、とまっちゃんのオタ芸も見る事が出来たしねw

 そして、楽しかったといえば、ラストの互いに出演者の紹介で、とまっちゃんが駒田さんの
名前を間違えてしまい、その間違えたことが自分でも笑いのツボに入ったらしく、笑いを
こらえる事が出来ない、とまっちゃんが面白いw
 駒田さんも明日から芸名を変えますと上手くフォローしたりしてさすがでした。
 
 内容としては、日本でも3度目の上演で、日本向けにアレンジはしていると思いますが
さすがに韓国でロングラン公演されていただけあって、面白く純粋に楽しめました。
 ただ、戸松遥ファンとしてみた場合は、先ほどにも書きましたが冒頭の40分ぐらいは
出てきませんし、クライマックスでも基本的には兄弟のやりとりが中心となってしまい、
舞台に立っている時間としては正味1時間ちょっとぐらいだと思え、そういった意味では
残念さもあります。
 それでも面白さは変わりませんし、当日券もあるようですし、また見に行きたい。
 そう思える楽しいミュージカルであり、戸松遥初ミュージカルでした。 

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