「B型H系」 第1回

　第1話「ぼーい♂みーつ♀がーる あなたの『初めて』私にちょうだい！！」 



　「高校生になったら、エチトモ100人出来るかな？」
　高校生になった超絶美少女の山田。

　「エロ単語に赤線ひいちゃったんだよね～」
　そんな理由で国語辞典を買いに来た山田に小学生の男子か？と、ツッコミを入れる
友人の竹下美春。
　「どこかでイケメンで経験の無い、チェリーくんなんていないよね～？」
　そして、ナンパしに男がやってくるが、お断りと怒鳴るとえり好みをするから彼氏が
出来ないと美春。

　「助けてくれたんだ？」　
　上段に置いてある辞典をとろうとしバランスを崩し倒れるが、さっき見かけた平凡な男だと思って
いた、男が偶然巻き込まれ助かった山田は、男気はあるし初エッチの相手としては無難だと
思い男に話しかける。
　「あなた・・・まだチェリーくんでしょ？」
　図星であり、突然、そんな事を言われた男は、慌てて逃げていく。

　「喜びなさい、小須田！あんたはわたしの上を通り過ぎていく、最初の1人に選ばれたのよ。」
　昨日出会った、男、小須田崇と偶然に隣の席になった山田は、アタックを開始する。


 
　「露出、露出、露出！！」
　「これじゃ、ただの変態だよ～！！」
　誘惑しようとするが、どうしたらいいか分からない山田はパニックになり小須田にブラを見せ
我に返り逃げ出す。

　「ただの変人？」
　山田の隣になったことをうらやましがられる、男子生徒にどんな奴だと聞かれ、そう答えるが
山田が気になる小須田。

　先生に図書委員に指名された、山田と小須田。
　「もっと上も・・・」
　図書室で、お腹が痛いと、小須田を誘惑する山田。
　「さわってこいやー！！」
　胸を触ろうとする小須田に、怒鳴り驚いた小須田は保健の先生を呼んでくると逃げ出す。
　「そんな・・・生殺し・・・」
　ぼ～ぜんと、寝込む山田だった。

　第2話「放課後大作戦！ とりあえずキスしましょ？」



　山田が何を考えて分からないと思いつつも、気になる小須田。
　「見てくれたかな？ 完璧なボディサイズ♪」
　健康診断の最中、廊下ですれ違う山田は診断表を見せながら通り過ぎるが、顔を見たくない
ぐらい、嫌われたと勘違いする小須田。
　
　中間テストも近づき、小須田と勉強すればと美春にアドバイスされ小須田を誘う山田。
　「千里の道も一歩から！ エチトモ100人もファーストキスから！」
　勉強中、偶然、唇が近づき動揺する山田だけど、いきなりエッチはハードルが高いと、まずはキス
から始めようと思う、山田。
　
　そして、作戦を練る山田は、雨の日に差してきた小須田の傘を隠す＾＾；
　案の定、困っている小須田に傘を差し出し、帰ろうと山田。
　「小須田ん家、遠いといいなぁ・・・」
　そう思う山田・・・雨の中、一緒に帰る2人。



　「すいません・・・不純な動機です・・・」
　小須田の家に上がり、姉である香月に本気で好きになってくれる子がいたならな・・・と
思っていたという言葉に動揺する山田。
　そして、香月は2時間ぐらい出かけてくると立ち去る。

　「あれ用意してないじゃ～ん！！」
　あれが無い事に気がつくが、今日は目的通り、キスだけだと山田は子供の頃のアルバムを
見せてもらい、ムードを高めようとするが、子供の頃から変わらない顔にマトリョーシカを想像
してしまう。
　作戦は失敗だと小須田に寄り添う山田。
　「あたし・・・とうとう・・・」
　しかし、小須田の、もっこりした下半身を見て驚き逃げ出す山田だった。

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　小須田って、絶対、擦った（こすった）から名前をとってますよねｗ
　それに対して、山田って・・・。
　なんと言うか、投げやりな感じで決めたような名前が、かえってインパクトがあります。 
　たぶん、ヒロインで山田って初めてかもしれませんね？
　しかも下の名前が無いしｗ

　田村ゆかりと堀江由衣が出ている・・・ただそれだけで、録画をし、後で適当に見れば
いいか？程度の完全にノーマーク作品でしたが、ダークホースな存在で面白かった。
　　
　内容はエロバカラブコメですが、原作が女性である事や、CVの田村ゆかりのおかげも
あるのでしょうが、エロさがなく、むしろ爽やかな感じすらします。 　
　実際はかなり内容が違いますが、以前アニメ化にもなった「女子高生 GIRL’S-HIGH」を
なんとなく思い出し、更にエロバカにしたような感じでしょうか？
　でも、バカ展開の中にも、小須田が山田が濡れないように傘を差してると、こっそりと傘を
指で押し返して小須田も濡れないようにしたりと、普通のラブコメのような雰囲気があったり
するのもいいですよね。
　「小須田ん家、遠いといいなぁ・・・」とスカートの後ろを押さえながら、2人傘を差しながら
歩いていく、こんなシーン、大好きです。　

　山田は、エチトモを百人作ることが、目標で色々と妄想し暴走もするのでしょうが、実際は
純情なんですよね。
　なんで、そんな山田が、こんな壮大な目標をもったのでしょうか？
　このあたりのエピソードとかもあるのかな？

　2話構成でテンポよく進み、だらだら感が無く小気味いい感じで、スタートとしては上々だと
思いますが、結局は未遂に終わるというパターンになるのでしょうから、どうマンネリ化を
防ぐ事が出来るのか？これによって、今後の出来が左右されそうではありますけど・・・。
　
　次回は、早々と水着回で、新キャラも登場するようですし、とりあえず期待ですね。

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